お知らせ

令和5年度「アイヌ文化でつながる博物館等ネットワーク(プンカㇻ)」 研修会

アイヌ文化でつながる博物館ネットワーク(愛称プンカㇻ)は、国立アイヌ民族博物館並びに国内外の博物館・美術館・研究機関及びその他博物館等事業に係わりのある団体と形成した独自のネットワークです。アイヌの歴史・文化等に関する資料情報の集約と利活用の促進や様々な事業の活性化を図るとともに、アイヌ文化の振興・啓発に寄与することを目的としています。
プンカㇻでは、会員機関の所属職員を対象としたアイヌの歴史や文化に関する研修会を毎年開催しています。3回目となる今回のプログラムでは、昨年に続きアイヌ文化に取り組むための基礎から専門的な事項について、Q&A形式にて議論を行うほか、「アイヌ文化期」という表現から生じる誤解に対して、博物館がどう捉え、どう伝えるべきかについての報告や、当館からの報告などを行います。

日時

令和5(2023)年11月11日(土)13:00~17:30
令和5(2023)年11月12日(日) 9:30~14:30

場所

国立アイヌ民族博物館 交流室

参加者

「アイヌ文化でつながる博物館ネットワーク(愛称プンカㇻ」会員機関所属職員

主催

国立アイヌ民族博物館

取材について

  • 当日取材を希望される場合は、11月10 日(金)15:00までに所属、氏名、連絡先、駐車場利用台数を明記の上、下記お問い合わせまでメールでご連絡ください。
  • プログラム(1)中の「〈アイヌ文化〉に取り組むためのQ&A」は非公開とします。
  • プログラム(2)は公開とします。
  • 各登壇者への事後インタビューをご希望の方は事前にお知らせください。

シンポジウムの進行

11月11日(土)

プログラム (1)

13:00 開場・受付
13:30 開会
13:40~14:10 プンカㇻ事業についての説明
14:15~17:00 <アイヌ文化>に取り組むためのQ&A ―基礎からはじめる/基本からはじまるPART2―

【回答者案】

  • 北海道大学アイヌ・先住民研究センター 教授 北原モコットゥナㇱ氏
  • 北海道アイヌ協会 事務局⾧ 貝澤和明氏
  • 北海道博物館 学芸主査 大坂拓氏
  • 公益財団法人アイヌ民族文化財団象徴空間運営本部 本部⾧ 村木美幸
  • 国立アイヌ民族博物館研究学芸部⾧ 藪中剛司
  • 国立アイヌ民族博物館館資料情報室⾧ 田村将人

17:00~17:30 特別展示ギャラリートーク(「考古学と歴史学からみるアイヌ史展」におけるアイヌ史や時代区分の考え方と 『アイヌ文化期』)

11月12日(日)

プログラム (2)

9:30~11:00 国立アイヌ民族博物館の分析機器で何ができるか
(報告1)当館でできる科学分析 田村将人、大江克己
(報告2)協定締結による共同調査 藪中剛司
(報告3)科学分析の事例紹介 大江克己
(報告4)科学分析の事例紹介 古田嶋智子
  質疑応答 国立アイヌ民族博物館 霜村紀子
11:10~12:30 「アイヌ文化期」をどう捉え、どう伝えるか
 北海道大学アイヌ・先住民研究センター 准教授 蓑島栄紀氏
 国立アイヌ民族博物館 研究主査 鈴木建治
12:30~13:30 休憩

プログラム(3)

13:30~14:30 国立アイヌ民族博物館・ウポポイ見学(自由参加)

【プレスリリース資料】アイヌ文化でつながる博物館等ネットワーク(プンカㇻ)(PDFファイル1.06MB)


本件に関するお問い合わせ先

国立アイヌ民族博物館 事業課 広報担当
〒059-0902 北海道白老郡白老町若草町2-3-1
TEL: 0144-84-1461 / FAX: 0144-84-8797

E-mail: information[at]nam.go.jp ([at]を@に置き換えてメールをお送りください。)

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