お知らせ

道内・道外高校生がともに「共生社会」について考える  “ウアイヌコㇿ会議”に向けて本格始動

道内高校生によるウポポイ現地研修を11月9日(土)に実施します

公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市、理事長:常本照樹)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)は、「ウポポイ誘客促進戦略」(2024年(令和6)年3月国土交通省北海道局)に基づいて、全国からウポポイに高校生が集まり「共生社会」について考える1日会議“ウアイヌコㇿ会議”を2025年1月11日(土)に開催します。

本会議開催に先立ち、11月9日(土)に道内高校生が、開催に向けた事前学習をウポポイで実施します。

1. 事業概要

ウアイヌコㇿ会議では「ウポポイ探究学習プログラム」※を受講した道内の高校生と全国の高校生が、多様な価値観を認め合い生き生きと暮らせる社会を実現するためにウポポイと道内外の企業の取組みを参考に議論し、それぞれの役割について考えます。

道内の高校生は道外から参加する高校生のホスト役を担うとともに、全国から参加する高校生や企業との交流を通して、自分たちが住む北海道の魅力や共生社会について自ら考え、広く発信する機会を得ることができます。

道内の高校生向けオンライン事前学習を9月から開始し、11月上旬のウアイヌコㇿ会議設立・実行委員会を開催。11月9日(土)には道内の高校生のウポポイ現地研修を実施し、会議開催に向けて活動しています。

詳細は以下スケジュールを参照ください。

「ウアイヌコㇿ」とはアイヌ語で「尊敬し合う」を意味します。

2. 実施主体

ウアイヌコㇿ会議設立・実行委員会(11月6日(水)設置予定。構成員は公益財団法人アイヌ民族文化財団、北海道教育委員会、公益社団法人北海道観光機構、株式会社日本旅行北海道)が運営します。

3. 「ウアイヌコㇿ会議」概要

日時

2025年1月11日(土) 9:00~17:00

場所

ウポポイ(民族共生象徴空間) ウエカリ チセ(体験交流ホール)、ヤイハノッカㇻ チセ(体験学習館)

参加者数

100人程度

内訳(予定)
高校生80人、引率教員、道内高校教員(引率教員を除く)等20人
道内:5校40人 (遺愛女子中学校・高等学校、札幌日本大学中学校・高等学校、北星学園女子中学高等学校、北海道岩見沢東高等学校、北海道登別青嶺高等学校)
道外:9校40人

4. 道内高校生のウポポイ現地研修概要

日時

2024年11月9日(土) 10:00~17:00

場所

ウポポイ(民族共生象徴空間)

参加者数

40人程度

研修内容

ウポポイ内で実施している各種体験プログラムに参加するなど、アイヌ文化を深く理解することを通して共生社会の実現について考えます。

5. 今後のスケジュール

  • 変更になる可能性があります。

2024年
9月26日(木)  第1回道内高校生向け事前学習(オンライン)実施済み
10月17日(木)  第2回道内高校生向け事前学習(オンライン)実施済み

11月6日(水)  第1回ウアイヌコㇿ会議設立・実行委員会(札幌市内)
11月9日(土)  第3回道内高校生向け事前学習(ウポポイ)
11月29日(金)  第4回道内高校生向け事前学習(オンライン)
12月12日(木)  第5回道内高校生向け事前学習(オンライン)
12月18日(水)  第6回道内高校生向け事前学習(オンライン)

2025年
1月10日(金) ウポポイ探究学習プログラム(ウポポイ)
1月11日(土) ウアイヌコㇿ会議 (ウポポイ)

※ウポポイ探究学習プログラム
ウポポイで働く職員や登別・洞爺エリアの地元の方との交流を中心に、アイヌ民族の多様な歴史や文化に触れ、自然環境や火山、温泉、観光、地域産業などを知ることにより、「共生社会」を実現させるために必要なことを参加者1人1人が考えるプログラムです。
実施主体:公益財団法人アイヌ民族文化財団

詳細はこちら

家屋の中でアイヌ民族の衣服を着た職員が学生に説明している
ステージで伝統芸能上演の出演者が客席に向かって一列に並んでいる

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