ウポポイトピックス
UPOPOY MUSIC FESTIVAL 2025 第1弾【ZOORD(ゾールド)】
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最終更新日:2024年12月2日
ハンガリーの風土が生んだ魂の音楽。「ZOORD(ゾールド)」のスパイシーで野性的なエネルギーが、ウポポイと融合。
今回の「UPOPOY MUSIC FESTIVAL 2025[ZOORD(ゾールド)]」は2025年2月に開催される「UPOPOY MUSIC FESTIVAL 2025」のプレイベントとして企画されました。
アイヌ民族の伝統楽器ムックリと同じ仲間の楽器である「口琴」は世界中の様々な民族の間で演奏されていますが、ハンガリー本国では口琴文化がほとんど廃れかけ、それを見事に復活に導いたのがケチケメート市に住む一人の口琴製作職人、シラージ ゾルターン。今回来日するシラージ アーロンの父です。
アーロンは演奏の他、父の跡を継いで口琴製作にも力を注ぐなど、口琴のさらなる復興に尽力しています。
トランシルヴァニアの鼓動 ZOORD(ゾールド)。
あなたの、踊りたくてたまらない足、餓えた魂、そして強靭なハンガリー精神に脈打つ心臓にぴったりの音楽をご体感ください!
開催日時
2025年1月15日(水) 13:00~13:40
場所
ウエカリ チセ(体験交流ホール)
- 定員303名
- 当日、エントランス棟インフォメーション及び体験交流ホール前で整理券をお求めください。
料金
無料
- ウポポイ入場料のみでご参加いただけます。
主催
公益財団法人アイヌ民族文化財団
後援
ハンガリー大使館、リスト・ハンガリー文化センター
協力
日本口琴協会
出演者プロフィール
ZOORD(ゾールド)
煽情的なヴァイオリンとヴォーカル、重厚な太鼓、そしてシャマン的超絶口琴!
2014年、世界的に知られた口琴奏者シラージ アーロンを中心に結成。バンド名「Zoord(ゾールド)」は、「冷厳」「強風」「北方」を意味するハンガリー語「Zord(ゾルド)」にちなみ、ハンガリーの口琴文化復興の功労者、尽きることのないアイディアを作品に注ぎ込む、アーロンの父シラージ ゾルターンによって命名された。
ヨーロッパの主だったワールドミュージック フェスティヴァルのステージを務めてきた他、地球で最も寒いサハ共和国(2014)、日本(2016)、カザフスタン(2018)などでツアーを敢行。
今回の2025年来日は、Zoord(ゾールド)結成10周年の最後を飾る、記念すべきイベントとなる。
Szilágyi Áron
シラージ アーロン/口琴(ドロンブ)
口琴製作者シラージ ゾルターンの長男として生まれ、3歳から口琴演奏を始める。
国際的な口琴ムーヴメントの主要メンバーとして活動し、様々な国際口琴フェスに参加、名演奏家たちのスタイルと演奏技術の影響を受ける。特にスイスのアントン ブルーヒンの口琴音楽の創造力・狂想は、アーロン独自のスタイルの開発の原動力となる。
国際口琴協会書記長、国際的な口琴フェスのプログラム委員でもあり、ハンガリー口琴フェス(2005~)のオーガナイザー。
ケチケメート市レシュコフスキイ楽器博物館館長。
Drabant Béla
ドラバント ベーラ/ヴァイオリン、vo.
ルーマニアのモルドヴァ地方に住む、ハンガリー系の少数民族「チャーンゴー人」最後の正統派ヴァイオリンおよびツィテラの演奏者に学ぶ。
有名な伝統音楽グループ「Flotas(艦隊)」の設立メンバーであり、モルドヴァの伝統音楽の奏者として名をはせる。
Almási Krisztián
アルマーシ クリスティアーン/太鼓
パンクバンドやポスト・ロックバンドでも活動。
同時に、こどもたちのためにコンサートを行うことで成功を収めたフォークプロジェクト「Lóca(馬)」の運営は、彼の音楽的多様性をよくあらわしている。
同時に、伝統的なダンス ハウスにも参加し、「ダンスでコミュニティを創る」という、伝統音楽が本来持っていた機能を追求している。