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国立アイヌ民族博物館 第7回特別展示「考古学と歴史学からみるアイヌ史展 ― 19世紀までの軌跡 ―」

国立アイヌ民族博物館 令和5(2023)年度秋期事業のご案内

国立アイヌ民族博物館 第7回特別展示 「考古学と歴史学からみるアイヌ史展 ― 19世紀までの軌跡 ―」

アヌココㇿ アイヌ イコロマケンル 国立アイヌ民族博物館(館長:佐々木史郎、所在地:北海道白老町)では、「考古学と歴史学からみるアイヌ史展 ― 19世紀までの軌跡 ―」を2023年9月16日(土)~2023年11月19日(日)まで開催します。

アイヌ民族は19世紀まで北海道、樺太、千島、東北北部など、日本列島北部とその周辺の自然環境の中で生活を営み、固有の文化を築き上げてきました。周辺文化との接触を重ねながらその特色を際立たせてきたアイヌ文化は、時代と共に変化を繰り返してきました。

本展覧会では、考古学と歴史学の研究成果を踏まえたアイヌ史を紹介します。現代にみられる伝統性が形成されたであろう18~19世紀のアイヌ文化を軸に、その成り立ちを概観します。

現代のアイヌ民族につながる歴史観をどのように構築していくのか、について考える展覧会にしたいと思います。

1.基本情報

(1)展覧会名称

日本語名称:「考古学と歴史学からみるアイヌ史展 ― 19世紀までの軌跡 ―」
英語名称:Ainu history from the perspective of archaeology and historical studies: The path to the 19th century

(2)展覧会概要

アイヌ民族は19世紀まで北海道、樺太、千島、東北北部など、日本列島北部とその周辺の自然環境の中で生活を営み、固有の文化を築き上げてきました。周辺文化との接触を重ねながらその特色を際立たせてきたアイヌ文化は、時代と共に変化を繰り返してきました。
本展覧会では、考古学と歴史学の研究成果を踏まえたアイヌ史を紹介します。現代にみられる伝統性が形成されたであろう18~19世紀のアイヌ文化を軸に、その成り立ちを概観します。
現代のアイヌ民族につながる歴史観をどのように構築していくのか、について考える展覧会にしたいと思います。

(3)会場

国立アイヌ民族博物館 特別展示室

(4)会期

2023年9月16日(土)~ 2023年11月19日(日)

休館日:毎週月曜日

  • 月曜日が祝日または休日の場合は翌日以降の平日が休館日になります。9月18日(月・祝)、9月19日(火)、10月9日(月・祝)は開館。10月10日(火)は休館。

(5)主催・後援・協力

主催:国立アイヌ民族博物館
後援:公益社団法人北海道アイヌ協会
協力:秋田市教育委員会、旭川市博物館、芦別市教育委員会、厚真町教育委員会、石狩市教育委員会、岩手県立博物館、上ノ国町教育委員会、恵庭市教育委員会、江別市教育委員会、小樽市総合博物館、北九州市立自然史・歴史博物館、九州国立博物館、釧路市教育委員会、釧路町教育委員会、斜里町教育委員会、證道寺、千歳市教育委員会、東京国立博物館、東京大学史料編纂所、南部町教育委員会、根室市教育委員会、函館市教育委員会、八戸市博物館、弘前市教育委員会、深川市教育委員会、北斗市教育委員会、北海道大学附属図書館、北海道伊達市教育委員会、北海道博物館、北海道埋蔵文化財センター、北海道立図書館、北海道立文書館、宮古市教育委員会、余市町教育委員会(五十音順)

(6)展示資料数

約200点

(7)観覧料

民族共生象徴空間(愛称「ウポポイ」)入場料(税込)

  • 大人 1,200円(960円)/年間パスポート 2,000円
  • 高校生 600円(480円)/年間パスポート 1,000円
  • 中学生以下 無料
  • 国立アイヌ民族博物館の入館料は、民族共生象徴空間(愛称「ウポポイ」)の入場料金に含まれます。
  • ご入場に際しては、事前にご予約なしで展示を御観覧いただけますが、展示フロア混雑時でも入場できる日時指定の事前予約を推奨しております。

特別展示観覧料(税込)

  • 大人 300円(240円)
  • 高校生 200円(160円)
  • 中学生以下 無料

民族共生象徴空間(愛称「ウポポイ」)入場料(税込)

  • 大人 1,200円(960円)/ 年間パスポート 2,000円
  • 高校生 600円(480円)/ 年間パスポート 1,000円
  • 中学生以下 無料
  • ( )は20名以上の団体料金。
  • 障害者とその介護者各1名は無料です。

(8)テーマ展示ウェブサイトのURL

https://nam.go.jp/exhibition/floor2/special/rekishi2023/

2.展示構成等

以下、プロローグとエピローグを含め8つのテーマで構成。

プロローグ アイヌ史についてのQ&A
1章 東と西の伝統、北と南からの交流
2章 地域を超える交流-イコㇿの系譜-
3章 アイヌ文化にみられる「13世紀」の画期とはなにか
4章 チャシの構築
5章 アイヌ社会に引かれる境界
6章 生活の中ではぐくまれたアイヌ文化-今に息づく文化の系譜-
エピローグ 現代につづくアイヌ民族の歴史へ

3.関連イベント

ギャラリートークなどの関連イベントを予定しています。詳細は博物館ウェブサイトをご覧ください。

(1)関連する研究者による講演会・シンポジウム等

  1. 9月16日(土)13:30(60分)開会記念講演会

(2)その他(研究員、学芸員等によるギャラリートーク)

  1. 9月23日(土・祝)13:30(30分)ギャラリートーク(1)
  2. 10月7日(土)13:30(60分)トークイベント
  3. 10月14日(土)13:30(30分)ギャラリートーク(2)
  4. 11月3日(金・祝)11:00(30分)ギャラリートーク(3)
  5. 11月3日(金・祝)13:30(30分)ギャラリートーク(4)
  6. 11月4日(土)13:30(30分)ギャラリートーク(5)
  7. 11月18日(土)13:30(30分)ギャラリートーク(6)

【プレスリリース資料】国立アイヌ民族博物館 令和5(2023)年度秋期事業のご案内(PDFファイル625KB)

国立アイヌ民族博物館 内覧会のご案内

国立アイヌ民族博物館 第7回特別展示「考古学と歴史学からみるアイヌ史展 ― 19世紀までの軌跡 ―」の開催に先立ち、下記の通り特別展示内覧会を開催します。

開催日時

2023年9月15日(金) 13:30~15:30

会場

国立アイヌ民族博物館 特別展示室

受付

13:00~13:30 国立アイヌ民族博物館 通用口

【プレスリリース資料】国立アイヌ民族博物館 内覧会のご案内(PDFファイル429KB)


本件に関するお問い合わせ先

国立アイヌ民族博物館 事業課 広報担当
〒059-0902 北海道白老郡白老町若草町2-3-1

TEL: 0144-82-3914(ウポポイ代表)
E-mail: information[at]nam.go.jp ([at]を@に置き換えてメールをお送りください。)
内覧会FAX申込用紙(PDFファイル429KB)

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