お知らせ

高校生の探究学習に貢献 ウポポイ探究学習プログラム活用の学校受入れがスタート

第1校目は神奈川県の湘南学園中学校高等学校

公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区、常本照樹理事長)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)は、12月よりウポポイ探究学習プログラムを活用する学校の受入れを開始し、第1校目として湘南学園中学校高等学校を受入れます。
当プログラムでは西胆振地域とウポポイで共生社会実現のための探究学習を行います。

当プログラムを通じて、高校生の探究学習に貢献するとともに、実施校のアイヌ文化への興味関心を高め、ウポポイを含めた西胆振地域への来訪意欲の促進を目指します。

あわせて、12月27日のウポポイでの探究学習について取材を申し受けます。

学習指導要領が改訂され、高等学校では2022(令和4)年度より「総合的な探究の時間(探究学習)」が新たに設けられたことを受け、ウポポイでは、ウポポイ・西胆振地域での 「共生社会」をテーマにしたウポポイ探究学習プログラム※を開発、2024年12月の開始を目指して当プログラムでの教育旅行を利用する高等学校を募集してきました。

第1校目となる神奈川県の湘南学園中学校高等学校は、12月26日(木)から28日(日)の3日間、壮瞥町・伊達市を訪れ地域学習や体験学習を行うほか、ウポポイでアイヌ文化体験を通じた探究学習を行い、「共生社会を実現するために、わたしたちができること」を学びます。

当プログラムを通じて、高校生の探究学習に貢献するとともに、実施校のアイヌ文化への 興味関心を高め、ウポポイを含めた西胆振地域への来訪意欲の促進を目指します。

※ウポポイ探究学習プログラム
ウポポイを拠点とし、全国の高校生が西胆振地域(白老町・伊達市・室蘭市・登別市・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町)を知り、興味を持ち、そのエリアに暮らす人々との交流を通じて、自分の良さに気づき、つくりたい未来社会を探究する機会となるように、高校生が「共生社会」をテーマに学びを深めるプログラムです。
詳細はこちら:https://ainu-upopoy.jp/education/summary/#inquiry-based-learning

概要

実施校:湘南学園中学校高等学校(神奈川県)

実施人数:13名(高校生7名、中学生4名、教員2名)

スケジュール:

日にち場所内容
12月26日(木)壮瞥町<昭和新山>
スノーシュー体験とガイドによるお話
12月27日(金)白老町<ウポポイ>
・オリエンテーション
・文化解説プログラム「ウパㇱクマ」特別版参加
・伝統芸能上演鑑賞
・国立アイヌ民族博物館で講話&展示鑑賞
・敷地内散策(職員へのインタビュー含む)
・まとめ、報告会
12月28日(土)伊達市<だて歴史文化ミュージアム>
ハンカチ藍染め体験
スノーシュー体験のようす

囲炉裏を囲んで職員の話を聞く学生

ウポポイ探究学習プログラムのイメージ

取材申込

12月27日(金)のウポポイでの探究学習について取材を申し受けます。

取材申込から規定の申込書をメールでご提出ください。
詳細はこちら:https://ainu-upopoy.jp/inquiry/press/

※取材申込締切:2024年12月25日(水) 17:00

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