お知らせ

ウポポイで重要無形文化財保持者の能舞とフルート演奏のコラボ初披露

白老・アイヌ文化にゆかりの学者ピウスツキを偲ぶ

公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区、常本照樹理事長)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)では、2025年5月17日(土)に白老町とアイヌ文化にゆかりのある文化人類学者ブロニスワフ・ピウスツキの功績を称える顕彰行事を園内で開催します。
今回初めて重要無形文化財(能楽総合)保持者である能楽師の津村禮次郎(つむら れいじろう)氏とフルーティスト・建築家の畠中秀幸(はたけなか ひでゆき)氏による能舞とフルート演奏のコラボレーションを披露するほかウポポイ職員によりアイヌ舞踊を披露します。

ブロニスワフ・ピウスツキは1903(明治36)年8月、北海道アイヌ調査の際に白老でひと夏を過ごし、アイヌの人々と親交を深め貴重な成果を残しました。
その功績を称えるため、命日にあたる5月17日(土)にウポポイで顕彰行事を行います。旧ポロトコタンから記念碑が移設されて以来毎年行っている行事で、今回で5回目となります。
来場者の観覧も可能です。

当日は、北海道ポーランド文化協会会長のほか、重要無形文化財(能楽総合)保持者である能楽師の津村禮次郎氏とフルーティスト・建築家の畠中秀幸氏も出席し、初めての能舞とフルート演奏のコラボレーションをウポポイで披露します。
そのほかウポポイ職員によるアイヌ舞踊披露や参加者とのイヨマンテリㇺセ(熊の霊送りの踊り)を通してピウスツキとの絆を繋げていきます。

ブロニスワフ・ピウスツキ(1866~1918)

ロシア帝国支配下リトアニア生まれのポーランド人で、ロシア皇帝暗殺計画に巻き込まれ樺太に流刑されましたが、そこでニブフやアイヌの言語と文化を研究し、多大な功績を残した文化人類学者です。

▼概要

日時

2025年5月17日(土)14:00~14:30

会場

チキサニ広場 

  • 雨天時はピウスツキ記念碑前テント

内容

  • 来賓挨拶
  • 能舞とフルート演奏披露
  • アイヌ舞踊披露
  • 記念撮影(ピウスツキ記念碑前)

昨年度の記念撮影のようす

▼取材申込

取材申込よりお申込みください。

【プレスリリース資料】ウポポイで重要無形文化財保持者の能舞とフルート演奏のコラボ初披露(PDFファイル124KB)

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