お知らせ

平取町と包括連携に関する協定を締結

公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区、常本照樹理事長)と北海道平取町(遠藤桂一町長)はアイヌ文化の振興及びアイヌの伝統等に関する知識の普及、啓発並びに地域の課題に適切に対応し、地域社会の発展に寄与することを目的として包括連携協定を締結しました。

協定締結式において当財団の常本理事長は、「双方の連携をより一層強化し、相互の特性や知見を生かしながら、アイヌ文化のさらなる発展を目指していきたい。」と話し、平取町の遠藤町長は「平取町としても、ナショナルセンターであるウポポイとさらなる多様な連携の可能性を探り、アイヌ民族文化財団とともにアイヌ文化振興・発展のため努力したい。」と話しました。

本協定締結により、アイヌ文化の振興、共生社会の実現、人材育成等において、さらなる連携協力を図り、相互が発展していくことを目指します。
なお、本協定に基づく取り組みとして、平取町が本年9月に開催する「平取町・二風谷国際先住民族フォーラム2025」では、国際的な先住民交流の舞台として、民族共生象徴空間(愛称:ウポポイ)を活用すること等の協力を計画しております。

概要

締結者

公益財団法人アイヌ民族文化財団 理事長 常本 照樹
平取町 町長 遠藤 桂一

連携・協力事項(概要)

(1)アイヌ文化の振興等に関すること
(2)共生社会の実現に関すること
(3)教育並びに研究の振興及び発展に関すること
(4)人材育成、活用に関すること
(5)アイヌ文化の理解の促進に関すること
(6)地域の振興並びに地域間交流・国際交流の促進に関すること
(7)その他、この協定の目的を達成するために甲及び乙が必要と認める事項

協定締結日

2025年6月26日(木)

場所

平取町役場2階会議室

協定締結式の様子(左から遠藤町長、常本理事長)

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